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越智 義浩; 寺川 康太*; 末元 徹*; 山本 稔*; 出来 真斗*; 富田 卓朗*; 長谷川 登; 河内 哲哉
no journal, ,
日本原子力研究開発機構関西光科学研究所にて、プラズマ軟X線レーザー(SXRL; 波長13.9nm,パルス幅7ps)の開発を行った。SXRLは優れた空間コヒーレンスを有する短パルス軟X線光源であり、パルスあたりの光子数が10個と極めて高輝度であることから、シングルショットでのピコ秒スナップショット撮像が可能となる。今回、光誘起相転移など、固体表面で生じる高速過渡現象の初期過程の解明を目的とし、SXRLをプローブ光源とした干渉計の構築を行った。講演では静的なサンプルを用いて行った装置性能評価試験の結果、及びポンププローブ実験で得られたアブレーションに伴う表面変位測定の結果について報告したい。
錦野 将元; 佐藤 克俊; 石野 雅彦; 長谷川 登; 河内 哲哉; 沼崎 穂高*; 手島 昭樹*; 大島 慎介*; 西村 博明*
no journal, ,
超高強度レーザーによる高輝度な超短パルス単色X線の開発とともに、超短パルス単色X線を利用した放射線生物学や医学分野への応用を目指している。レーザー駆動単色X線の特徴である単色性・空間コヒーレンス・短パルス性・高輝度を活かした応用として「レーザー駆動高輝度X線ビーム装置の開発」を行い、その装置を用いた「放射線生物学への展開」を目的とした研究を開始した。初期実験としてレーザープラズマX線照射によって癌細胞に発生するDNAの2本鎖切断やコロニー計測法による生存率の確認等の放射線影響を確認した。今後、単一細胞照射可能な超短パルスレーザー駆動高輝度X線マイクロビーム装置の開発を行っていく予定である。